京都着物レンタル KIHARU & Photo

京都・祇園。花見小路すぐにあるキハルKIHARUはレンタル着物とスタジオ撮影を叶えるサロンのようなお店です

四季が変われば着物も変わる。初夏に涼しく着られる単衣について

盛夏の前後に装う単衣着物

夏になると裏地のついた袷の着物では暑くなります。そこで年々気温が高くなる5月頃と6月、暑さの残る9月頃は裏地をつけずに仕立てる単衣の着物を着ます。

 

京都でも5月中旬頃には30℃近くまで気温が上がり、KIHARUでは初旬には袷から単衣に衣替えしました。初夏から盛夏まで着れる着物、浴衣などの着物が桐の箪笥に収まりました。

 

一時期しか着ない「単衣」を楽しむのも着物好きには「どれを着ようかな❤︎」とワクワクする季節かもしれません。単衣の着物は初夏と初秋で同じものを着られますが、帯や小物合わせで変化をつけます。初夏なら涼しげな色合いや水、青葉などが描かれた帯など、初秋には少し深みのある色や秋草などの柄を取り入れ季節感を出します。

 

帯は、博多織や紬などの単衣帯が活躍します。6月に入れば夏帯の出番です。涼やかに見えるコーディネートがいいでしょう。半幅帯も一年中使えて便利です。

f:id:kiharu-kyoto:20170529151638j:plainこちらのコーディネートは、夕刻の風が涼しくなった頃に友人と涼床へとお出かけ❤︎のイメージです。シャリ感がある紬に洒落帯的にコバルトブルーの八寸名古屋帯を合わせ、遊びで三分紐には大ぶりの指輪を帯留めに見立てました。単衣の街着としては活躍しそうな個性的な一着です。

 

日本のおしゃれ

最近よく見かけるようになった。それは海外からの観光客の方がレンタル着物をご利用になられていて明らかに50歳以上の奥様や、それ以上のお年の方が振袖を着て歩いておられます。これはどういう事なのか。

 

他店を批判するつもりはないのですが、お客様が選ばれたのだからこれでいいのです。という感じでしょうか。それともきちんと、この着物は日本では・・・と説明されてるのか。振袖は色柄共に鮮やかで華やかな着物で、海外の方から見ると「美しい日本の着物」と選ばれるのかもしれません。

 

花見小路には海外からの観光客で賑わいますが、そんな中で見かけた光景にがっかりしました。着物には季節もあり、ややこしいルールは別にしても基本があります。

 

例えば、6月から浴衣も気が早い。と思うのですが5月下旬から浴衣姿の観光客を見かけました。暑い、暑いのもわかります。海外からのお客様がお選びになったのが浴衣でした。でいいですか。これにも・・・。

季節により着物の種類が変わります。海外の方だけに限らず日本の方にもそんなことから話をし、今の季節は「単衣」という着物になりこんな感じです❤︎と。知った上で着物を着るとまた楽しくなると思います。

 

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堅苦しいことは言いませんが、せっかく日本に、京都に来ていろんな体験をしようとされている方に本当の日本の文化の一つ「きもの」はこいうものなんです。とおこがましいですが知って頂けたら嬉しいです。日本が好きと言ってくれたフランス人の彼女にも説明し、単衣の小紋をしゃんと着てくれました。カッコイイとはこいう事だと思います。